市販薬・保険の皮膚科・オンラインの自由診療を、費用・薬・続け方で比べます。自由診療の注意点と副作用まで、申し込む前に確認しておく内容をまとめました。
記事更新日:2026年9月29日
市販薬を変えても、洗顔を変えても治らない。そこまで来ると次の選択肢は医師に薬を出してもらうことになります。ただ皮膚科は平日しか開いていないし、行っても塗り薬だけで終わることもある。その隙間を埋めるものとして、オンラインの自由診療が出てきました。
ここでは市販薬・保険の皮膚科・オンラインの自由診療を、費用と処方される薬の中身で比べます。
同じ「ニキビを治す」でも、使える薬と費用のかかり方がまったく違います。どれが上ということではなく、症状と生活に合うものを選ぶ話です。
| 市販薬 | 費用は数百〜数千円。ただし医薬品として使える成分の範囲が限られる。軽い症状向け。合わなければ自分で試行錯誤することになる |
|---|---|
| 皮膚科(保険診療) | 3割負担で1回あたり千円台のことが多い。保険の範囲で処方されるため外用薬が中心。通院の時間が必要 |
| オンライン(自由診療) | 全額自己負担。内服薬を含めた組み合わせを処方されることがある。受診と受け取りが自宅で完結する |
保険診療と自由診療を同じ診療の中で混ぜること(混合診療)は原則できません。自由診療を選んだ時点で、その診療にかかる費用は全額自己負担になります。
自由診療を扱う医療機関が広告で示すことになっている項目です。どれかが見つからないサービスは、申し込む前に問い合わせてください。
どの薬が処方されるのか。内服だけか、外用も含むのか。薬の名前まで書かれているかどうかが、information の粒度を見る目安になります。
月あたりいくらか。経過によって内容と金額が変わるか。初回の割引額だけ大きく書かれていて、2ヶ月目以降が分からない場合は必ず確認してください。
何ヶ月続ける前提なのか。ニキビ治療は数週間で終わるものではないため、期間の目安が書かれていないと総額が計算できません。
何が起こりうるか。外用薬なら乾燥や皮むけ、内服薬なら消化器症状など、薬ごとに違います。「副作用はほとんどありません」で済ませているところは避けてください。
月5,000円なら安く感じますが、6ヶ月続ければ3万円、1年で6万円です。ニキビ治療は続けることが前提の治療なので、月額だけを並べても比較になりません。
美容目的のオンライン診療では、国内で美容の効能・効果が承認されていない薬が処方されることがあります。
これは「その成分自体が危険」という意味ではありません。別の目的でなら国内で承認されているが、美容目的では承認されていないというケースがほとんどです。ただし、その場合は次の4点が示されている必要があります。
この4点が書かれているかを見てください。書かれていないまま処方される場合は避けたほうが無難です。
オンラインで診察から薬の配送まで完結するサービスです。公式サイトの表示を整理しました。
| 診療形態 | 自由診療のみ(公式サイトに明記) |
|---|---|
| 診察 | オンライン(チャット・動画会話)。肌診察は無料 |
| 処方 | 内服薬と外用薬をオーダーメイドで処方 |
| 配送 | 最短翌日に自宅へ配送 |
| 治療内容(開始時) | ユベラ錠/ビフロキシン配合錠/デュアック配合ゲル 5,390円(税込)/月 |
| 治療内容(6ヶ月経過) | ユベラ/ビフロキシン/アゼライン酸 4,950円(税込)/月 |
| 治療期間 | 経過に合わせて処方内容が変わる前提のプログラム |
| 定期しばり | なし(公式サイトの表示) |
| 総監修 | 竹村昌敏 医師 |
※ 2026年9月29日に公式サイトの表示を確認したものです。治療内容・費用は診察の結果によって変わります。上記は公式サイトに例として示されている内容で、すべての方がこの内容・金額になることを示すものではありません。当サイトは医療機関ではなく、治療の結果を保証するものでもありません。
上の例で計算すると、開始時が月5,390円、6ヶ月経過後が月4,950円。6ヶ月続けた場合はおおよそ3万2千円になります(診察料・送料を除く)。月額ではなくこの数字で判断してください。
公式サイトに記載されている薬と、その副作用です。体質や併用している薬によって異なります。
| ビタミンE | ニキビの発生や悪化を防ぐ目的 主な副作用:便秘、胃部不快感、下痢、発疹 |
|---|---|
| 複合ビタミンB | 皮脂の分泌調整を助ける 主な副作用:大量・長期投与で末梢神経障害(手足のしびれ、知覚異常等) |
| ビタミンC | ニキビ跡の予防を目的とした抗酸化作用・コラーゲン生成 |
| アゼライン酸 | アクネ菌を抑え、皮脂分泌を抑制 |
| アダパレン | 毛穴のつまりを改善する外用薬 主な副作用:皮膚乾燥、紅斑(赤み)、掻痒感(かゆみ)、表皮剥離(皮むけ)、皮膚不快感(ヒリヒリ感・ピリピリ感)、湿疹、接触性皮膚炎 |
| トラネキサム酸 | シミ・くすみ向けの処方に含まれる場合 主な副作用:そう痒感、発疹等、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ、眠気 |
| 治療全体 | 赤み、皮むけが起こる場合があります(2週程度で落ち着くとの記載) |
※ 副作用の内容は公式サイトの記載を転記したものです。ご自身に処方される薬と、その副作用については必ず診察時に医師へご確認ください。
症状によります。保険診療で足りるなら皮膚科のほうが費用は抑えられます。強い炎症や痛みがある場合、原因がニキビでない可能性もあるため、まず対面の皮膚科を受診してください。
個人差があり、当サイトでは答えられません。肌のターンオーバーの周期があるため、数日で判断できるものではないとされています。期間の目安は診察時に医師へ確認してください。
ANS.は公式サイトに「定期しばりなし」と表示されています。ただし解約の方法と期限は申し込み前にご自身で確認してください。
診察時に必ず申告してください。飲み合わせによっては処方できない場合があります。サプリメントも含めて伝えるのが安全です。
ANS.の公式サイトでは肌診察は無料と表示されています。薬の費用は別途かかります。
オンライン診療は医師の診察を受けたうえで薬が処方される仕組みです。自己判断で薬を選ぶものではありません。
費用や契約の内容でトラブルになった場合は、消費者ホットライン(188)に相談できます。医療の内容そのものについては、各都道府県の医療安全支援センターが相談窓口です。
当ページは広告を含み、申し込み等により報酬を受け取る場合があります。2026年9月29日に、オンライン美肌治療ANS.(アンス)の公式ページ(男性ニキビ/女性ニキビ/シミの3ページ)に掲載されている、診療形態・治療内容・費用・副作用・未承認医薬品に関する表示を確認して編集しました。
費用・治療内容・副作用は、診察の結果とご自身の状態によって変わります。当サイトは医療機関ではなく、診断・治療・処方を行うものではありません。申し込み前に必ず公式サイトと医師にご確認ください。
※ 当ページでは、医療広告ガイドラインに基づき、医療機関の順位付け・体験談・治療前後の写真は掲載していません。